WBA三階級制覇・WBSS初戦、共に1ラウンドKOという凄まじい強さを見せた井上尚弥。しかし、アマチュア時代も含めた生涯のボクシング戦績では、無敗ではなかったのです。唯一の負け、それは「完敗」とも言えるほど。2010年全日本選手権決勝、井上は高校生でした。相手は誰、今はどうしてる?試合内容は?気になりますね。

唯一の完敗の相手は誰?

井上尚弥選手がアマチュア時代に完敗したのは、全日本選手権ライトフライ級決勝戦の相手「林田太郎」選手です。アマチュア時代から強烈なパンチとスピードで圧倒的な強さを誇っていた井上選手、高校生のときも大学生ボクサーをノックアウトしていました。

アマチュアの日本一を決める2010年全日本選手権も順当に勝ち上がり、決勝の相手は大学生の林田太郎選手でした。井上選手が有利と思われたのですが、試合が始まると林田太郎選手のペースに完全に飲み込まれてしまいました。結果は、林田太郎選手の判定勝ちで、全日本選手権の優勝をなしとげました。完敗の井上尚弥は準優勝でした。

見抜かれた!井上尚弥の弱点

後のインタビューによると、林田選手は徹底的に井上選手の弱点を攻めていったとのコメントでした。井上尚弥の弱点とは?準決勝までの相手は井上選手の強打を恐れ、距離を開ける選手がほとんどでした。そこに踏み込まれパンチをもらって敗北のパターン。それを見た林田選手はあることに気づき、勇気を持って実行しました。それが完勝につながったのです。

井上尚弥の弱点は、ずばり「ボディ」でした。圧倒的に勝利を収めてきた井上選手は、ボディを打たれること自体がなかったのです。林田選手は徹底的にボディブローで応戦しました。それまでの林田選手の1試合あたりの平均ボディ攻撃の回数は約15回、それを井上尚弥には約60発も放ってきたのです。ボディを打つには当然、距離を詰めないといけません。勇気をもって距離をつめてボディブローに徹した林田選手に、井上尚弥は何もできずに完敗したのです。

翌年リベンジした井上尚弥

ボディブローに弱点を見つけられた井上尚弥は、徹底的に弱点攻略に練習を重ねました。次も負けたらボクシングをやめるとまで思い、練習を重ねたようです。後のインタビューで、このときの負けが無かったらプロに入ってから苦労しただろう、と井上尚弥は語っています。

翌年の全日本選手権は、くしくも又、林田太郎と井上尚弥の決勝戦になりました。ただ、昨年とは違い井上尚弥はボディブローの攻撃を見事にかわして、判定で林田選手から勝利をもぎ取りました。判定勝ちが決まったときのガッツポーズと喜びは、先日の3階級制覇のときの喜びと等しかった、と本人は語っています。

WBSS優勝を狙って、圧倒的な強さを見せる井上尚弥ですが、アマチュア時代のこの負けが、今の強さを作ったのかもしれませんね。

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